冠婚葬祭の基礎と常識がいくつかあります。冠婚葬祭でのマナーやエチケットほか必要事項を主としてまとめています。ここから先が冠婚葬祭の本題です。冠婚葬祭に「ふくさ」を使うのが礼儀といっても、今の若い世代にはピンとこない人の方が多いかも知れません。
結婚式や葬儀の受付を手伝った事がある人であれば、おそらく一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。
漢字で書くと「袱紗」や「帛紗」と異なった文字を使う場合があります。
これは「ふくさ」の種類によって使い分けされていて、台付き小風呂敷のふくさや金銭ふくさなど、小さいサイズのふくさに対して「帛紗」という漢字を使います。
まあ、一般的には「ふくさ」でいいですね。
今まで「ふくさ」なんか使った事がない、あるいは「ふくさ」自体見た事がないという人にとって、冠婚葬祭時に祝儀袋や不祝儀袋を受付でそのまま渡して何がまずいのと思っても仕方がないことだと思いますが、ふくさが使用されるようになった歴史背景を理解すれば、納得するのではないでしょうか。
「ふくさ」はもともと貴重品を納めた箱の上にかけられた風呂敷状のものを指していました。
その後、お祝いなどで贈り物を相手先に届ける道中で埃がかかったり、日に焼けたりするのを防止する目的で使用されるようになりました。
現在の「ふくさ」の形になったのは元禄時代のことであると言われています。
このような経緯を見ると、贈られる相手に対する細かな気配りがこの「ふくさ」には込められていることが分かりますね。
だから、受付で祝儀袋などを渡す時の基本的なマナーとされているわけです。
「ふくさ」の色についても知識を持っておいた方が良いでしょう。
お祝い事には通常赤色やエンジ色の「ふくさ」を使います。
弔事に際しては緑や灰色の「ふくさ」を使い、紫色のものは慶事、弔事両方の場合に使用されます。
複数持つのが煩わしければ、最低、紫色の「ふくさ」を1つは家庭に置いておいた方がいいですね。
せっかく「ふくさ」を使っても、祝儀袋などの渡し方がマナー違反ではどうしようもありません。
いざ本番であわてることがないように、普段から冠婚葬祭に「ふくさ」を使う
場合の基本知識を身に付けておいた方がいいですね。
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